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義士ツアー♪ 其の壱 [日本の旅は美しい]

 3月のある日のことです。

 東京、港区新橋には、ある人の命日になると必ず開花する桜の木があります。それはナゼか、東京の開花宣言とはまったく無関係に。まだ3月だというのに。

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しかしご存知のように今年は異常に開花が早く、その命日にはすっかり満開となっていました。


 その人とは、そうです。

 赤穂義士とか赤穂浪士、もしくは忠臣蔵と呼ばれる有名な仇討ち物語の元となった事件の発端、赤穂藩主・浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)。その命日に、歴史好きの娘と義士ツアーに参りました。

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その桜の佇む、内匠頭終焉の地である田村屋敷跡からスタートです。


 今ではこの桜と石碑が残されるのみ。辞世の句を詠む最期のシーンは、映画やドラマで幾度となく再現された号泣場面ですね。桜吹雪の中、片岡源五右衛門というイケメンの家臣が駆けつけ、主君の無残な死に泣き崩れたんだとか。

 実は私、娘と違って歴史の中のイケメン探しが好きなの。だからいつも「史実では『新撰組の沖田総司』はイケメンではない!」みたいなことで、娘に叱られています^^;

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「切腹最中」で有名な「新生堂」もここから1ブロックの場所にあります。


 大好きな切腹最中。はみ出す勢いのたっぷりのつぶあんの中にお餅が入っているのです。はみ出しているのはそのネーミングのとおり切腹をイメージしてるものだと思われるんですけれど、それは江戸ジョークってことで。ちなみにビジネスシーンで「お詫びの品」に使われることも多くあるそう。「切腹してお詫び」?私はこういう昔の大人の洒落、キライじゃありません。むしろ好き。現代のサラリーマンの中に、江戸の遊び心を見たりしてね。

  さて、次は吉良上野介の屋敷跡のある両国をめざします。


タグ:お菓子 歴史
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コメント 5

angie17

切腹最中は食べたいけど、
お詫びで使うことが無いよう、願うのみ(笑)

by angie17 (2013-04-18 17:47) 

ソニックマイヅル

切腹最中はインパクトのあるネーミングですね!^^;
by ソニックマイヅル (2013-04-19 17:27) 

ナッツ

angie17さん、
そうですよね!
自分が使うことのないように^^
楽しく味わうだけにしたいですね♪

ソニックマイヅルさん、
インパクトありますよね^^
見た目もその名に負けず、大迫力です。
by ナッツ (2013-04-22 09:18) 

カエル

切腹最中、、、名前がすごいなと思ったらそういうことだったのね!
江戸ジョーク、好き好き。
他に思い浮かばないけど、、、笑
by カエル (2013-05-01 10:12) 

ナッツ

カエルさん、
そうらしいんですよ^^
でもこんなことジョークにしちゃう感覚、
逆にクールですよねん^^
by ナッツ (2013-05-01 18:07) 

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